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徒然なるままに、日記代わりのブログです。

小説

最近、早川書房や創元推理等の、邦訳系の本を読むことが多くなった。

 2015年あたりから海外のサスペンス/ミステリの新人作家が増え、「このミステリーがすごい」でもランクインしている。今までの傾向と異なる点は、登場人物の設定に一ひねりある、というところだと思う。つまり、社会が多様化・複雑化する中で求められているのは、典型的なキャラクターではなく、斬新であると同時に私たちが共感できるようなキャラクターだ。

 

 ここ数年、本の売り上げが激減しているが、決して面白い本が減ったわけではないはずだ。なんとなく書店に寄って立ち読みした本が気になり購入する、こうした偶然の本との出会いがなくなってきている気がする。

 

蜘蛛の巣を払う女

2019年、初映画は「蜘蛛の巣を払う女

ドラゴンタトゥーの女の続編と聞いて非常に楽しみな反面、リズベットとミカエルの俳優が交代し、前監督のデヴィッド・フィンチャーは製作総指揮になったということで、少し不安もあった。前作は、ルーニーマラーの熱演によってリズベットという強烈なキャラクターを脳に刻み込まれた。またデヴィッドフィンチャー監督の創るダークでミステリアスな世界観が、映画と非常にマッチしており良かった。
今作「蜘蛛の巣を払う女」は、よりアクションやスパイ映画要素が強くなり、前作の持っていた狂気や鋭さは減りましたが、個人的には、映画としてはなかなか面白かった。
ガスマスクのシーンはメタルギアシリーズのサイコマンティスを彷彿させられた。
 
 

権利って?

最近なにかにかけて権利を主張する人が多いと思う。性差別、セクハラ、パワハラ、近所の騒音、何かあれば警察や自治体に連絡。トラブルがあれば警察を呼ぶのが当たり前になっている。第三者による解決に頼ることで問題解決能力、他人とのトラブル耐性が弱ってしまっているんじゃないか。僕の周りにはそういう人はいないが学校やメディア、SNS等では見かける。老人やいわゆるゆとり世代に多く見れる。自分の権利を主張するのは悪い事ではないけれど、権利権利と騒ぎ立てる人はどうかと思う。弱者のふりをする人っていうのかなあ、本当に困っている人が権利を主張すりためにも。そもそも僕をふくめ、保障されている各権利についての知識と理解が乏しい気がする。人権侵害、性差別、正当防衛とか、本来の意味を理解せず使っているのでは?権利ってなんなんでしょうか。。

 

それとも僕の考えがおかしいのかな。。自分の主張に自信が持てません。最近は反論されるとうまく返せないことが多いです。。。